企業の皆さまへ
この事業では、企業の皆さまと相談支援窓口が協力し、“働くことに不安を感じている方 の就職に向けたサポートを行います。
「働きたいけどその1歩が踏み出せない」「働くことに自信がない」といった方々に対して、“まずは自信をつけてもらう”ことを目的に、1週間~1か月程度の「体験実習」を行います。
この「体験実習」の受け入れについて、企業の皆さまのお力が必要です。
実習の受け入れに関する諸費用のご負担は原則ございません。(市町村ごとに異なる場合がございます)
協力いただける企業様、まずは話を聞きたい!という企業様はお気軽にお問い合わせください。
受け入れまでのステップ
その際に、体験予定者の特性(人と接するのが苦手、事務作業が得意など)をお伝えします。
実際の現場や業務内容を確認
この時に、体験予定者とお話いただくことで、体験予定者を知ることができ、プログラム構成のヒントを得ることができます。
- 体験プログラムに基づいて、体験を開始します。
- 本人の体調や状態に合わせて、体験内容を調整する場合もあります。
- 相談員も立ち会うことが可能です。
体験プログラム例
実習体験期間が1週間の場合
日程 | 時間 | 作業内容 | 備考 |
---|---|---|---|
1日目 | 9:00 ~ 12:00 |
顔合わせ、会社説明 作業補助、清掃作業(現場 A) |
相談員同行 |
2日目 | 9:00 ~ 12:00 | 事務所にて作業に関する学習 | |
3日目 | 9:00 ~ 17:00 |
事務所にて作業に関する学習 作業補助(現場Bで清掃作業) |
相談員訪問 |
4日目 | 9:00 ~ 17 :00 |
作業補助(現場 C) 作業補助(現場 Aで簡単な機械作業) |
|
5日目 | 9:00 ~ 17 :00 |
事務所にて作業に関する学習 作業補助(現場 D ・ E 他) 全体の振り返り |
相談員訪問 |
対象者はどんな方?
例えばこんな方がいらっしゃいます。
- 発達障害の疑いがあり、就職しても長続きしない方
- 学生時代のいじめが原因で引きこもりになり、社会に出ることに不安を抱えている方
- 就職の経験はあるけどトラウマ(セクハラやパワハラ等)があり、次の一歩が踏み出せない方
- 家庭の事情(親の介護等)で離職し、ブランクが空いたことで勇気が出ない方
- 人と話すときに極度に緊張するため、コミュニケーションを取ることが苦手な方
必ずしも「経済的に困窮している人」とは限りません。
上記のような「生きづらさ」を抱えているため、仕事をすることが困難になっている方が対象になります。
このように一見“マイナス面”が多くあるように思えますが、実はこんな特徴を持っている可能性があります。
- 引きこもり期間中にパソコンを使うことが多かったため、パソコン技術に優れている
- 人と接することは苦手だけど、1人で黙々と作業することが得意で事務作業が得意
- 就職経験があるため、様々な資格(介護福祉士、SE等)を持っている
上記のように8 割の方が就業経験があり、資格を持っている方もいらっしゃいます。
まずは簡単な作業や短時間からスタートし、少しずつ“仕事”に慣れていくことで、就職に向けた第一歩を踏み出すお手伝いを行います。
必ず相談員のサポートがつきます
実習実習体験者には必ず“相談員”がつきます。
この相談員は、実習実習実習体験者と企業の皆さまをつなぐパイプ役です。
実習体験者受入れのお願いから、実習体験プログラムの設定、本人との面談や見学、体験中のフォローアップ、体験後の振り返りやその後の就職支援まで、企業の皆さまと一緒に実習体験者をサポートしていきます。
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地域福祉課
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地域福祉課
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